ココノツが入院して喉を切ったときに病院で書いたやつ・その2

(字が読みにくくてセリフが分からないときは、絵にポインタあててみてください)

「ハイ、とゆーわけで今日は手術後3日目なんですけどね、なぜか私、坂田銀時が扁桃腺切った人の役をやらされてんだけど何だコレチクショー」
「で、お前らは何してるんだ?」
「ココノッちゃんが食べていーって言ったアルヨ」「そのバナナ・・・」
「まだ若いから酸味が強くて絶対のどにしみると思って、もうドロドロに熟したら食べようと思った今朝の朝食のバナナじゃねーか・・・てか説明、長っ!」
「新八!テメーが飲んでる紙パックの野菜ジュースは5月までもつんだから飲むんじゃねーよ!」「退院のとき持って帰るつもりだったのかアンタ」
「まったくどーいうことだよ、何でオレがこの役なのよチクショー、つーかなんか喉痛いし耳痛いし喉痛いし頭痛いし熱あるし」
手術後の食事はこんな感じで、テンション上がんないし・・・
でもだんだん液の中に具が入りだして、今日のおかずはミートボールだぜ?
でもどうせ病院食、ミートボールっつってもしょうゆ(しかも薄味)だろ・・・って思ったら
デミグラスソースじゃねェかァァァァァァ!!
え、なにこの丁寧な味付け、病人向きのやさしい味、その上この個数。しかもこのとなりのにんじんのグラッセのとろけるやわらかさ・・・
すっごい食いたい、コレすっごい食いたい、でも今熱あんだよ、熱あって吐き気する、つーか吐いたんだよ、それでも食い・・・
「坂田さーん」
「大丈夫ですか?」「なんかもう気持ち悪くて、なかなか食べられなくて・・・」「あら・・・」
「じゃあもう無理かしらね、下げますねコレ・・・」「あっ」
ミートボール ミートボール ミィートボォールゥゥゥゥウウウ
「オレ・・・きっと一生忘れられない、あんなに思い合ったのに食べきれず捨てられていったミートボール・・・」
「たかがミートボールで一生ですか・・・」「小さい男ネ・・・」
「お、お前ら、たかがミートボールって・・・」
「てゆーかこの話、俺のことみたいになってっけど、全部ココノツのことだからなチクショーコノヤロォォォ」


これまた本当にどうでもいい話ですね。
いや、アレ美味しかったんだよね・・・とても悔しい・・・
食い意地張ってます。

この落書きの中ではまだ食べたいのを無理に持ってちゃったみたいに書いてますけど、
実際は本当に食べられる状況じゃなかったので下げてもらいました。
脚色してます。病院では食事を急かされたりしません、みんな優しかったです。


本当に今回は皆様にはいろいろご心配おかけしましたが、
扁桃炎の摘出術は、世の中のいろんな病気に比べて、ほんとに呑気な扱いで、
そんで実際、その扱いどおりのものでした。
お見舞いメール、お見舞い絵、お見舞い気功など、皆様本当にありがとうございました・・・!